ディズニー英語システムのデメリット

私がデメリットに感じたことも、メリットが上回る、買ってあげないと、と思っている親御さんには響かないと思うのですが…

がっつり取り組んでみて感じたデメリットはいくつかあります。

取り組んでみないとわからないこともあるので、勉強になったなと思います。

ただ、振り回される子どもの身になると悪いことをしたなと思います。

最近は、シュタイナー系の書籍を読んでいます。精神、神秘的なあたりの本ではなくて、育児関係の、発達とか具体的な方法あたり。

そこに、違和感を感じる感性が大切。

幼児期には、違和感を感じる感覚を伸ばす時期があるんだそうです。それをきちんと理論立てて伝えられるようになる時期もある。

なので、なんとなく嫌、なんとなく違う、という感覚は大切。言葉にできなくても。

だそうです。

ああ、私はいまだにうまく言葉にできない…

うまく言葉にできませんが、ディズニー英語システムを使って、違和感はいくつか感じました。

・DVD漬けであること

私は、長女が生まれたあと、神経質になりました。テレビの音が嫌で、見せたり聞かせたりしたくなくて里帰り中の父に怒り、テレビを消して回りました。

ですが、英語、知育も気になる…

そしてDWEを購入しました。

ネットで検索すると、1日3時間のDVD鑑賞が推奨とかかかれているぞ?

静止画が多いので害がない 絵本を映像化したようなもんだそう

でも、絵本を3時間もないよね。普通に考えて。しかも親が読めば対話があるけど映像は一方的だぞ?

バイリンガルに育った子どもの親ブログに、今でもDVDをみせるとじっと見入って入り込みます。教科書的な、特別な映像なんです!

って、ちょっと危ない顔じゃない?想像つくんだよ。子どもが表情もなくテレビ見つめる顔でしょ?

シュタイナーでは7歳までの子どもの吸収力は強いそう。子どもの原風景が、受け身の映像…。正気か?

シュタイナーでは、絵本さえも好ましくない。語りかけがよい。しかも生の声で。生の楽器で。幼児の頃はペンタトニックスケールで。

私も映像は害だと言われているけれど、静止画だし、親子でコミュニケーションをとってみれば問題ない!という言葉を本気で信じていました。

でも、取り組んでみて感じた違和感。つわりの時にDVDをつけると、繰り返し繰り返し流し続けたDVDも、音楽も、平常時はなんとも思わなかったけれど、気分が悪くなる。

繰り返し繰り返し流し続けてきた行為は異常だった。だから、つわりで体力がなくなっている自分に違和感として現れているのだ。

DVDをみたがらなくなった子どもの反応は正常だった。異常な方法だと拒絶しているのだ。

それを無視して続けたら、子どもはその反応が麻痺してしまうかもしれない。

でも、DWEユーザーは、嫌がる反応をみせる子どもに今日も強制的に繰り返し流し続けていると思います。2000時間の視聴を目指して…

実体験を伴う英語を推奨されてはいるけれど、親の技術がないから教材を買うのである。とりあえず簡単な方法としてDVD漬けになるのは必須で、アドバイザーも推奨していたりする。子どもの発達や心理学を学んでいる上でのアドバイスなのでしょうか?無茶苦茶です。

親子遊びにとどまる分にはいいと思います。ただし、それでは英語を話すという効果はでないでしょう。費用対効果が悪い。

・知的なことを強制

ディズニー英語システムを続ける上で、公式HPの掲示板やSNSで情報を共有します。

子どもを座学させ、文字を覚え、読ませ、課題をこなさせる…これが2歳代から始まる。

時には泣かせながらもやる。

私も3歳〜4歳の長女には泣きながら、私が決めた課題をこなさせていた。

シュタイナーでは、知的な学習を求めるのは6歳以降で、それまでに行うのは禁忌である。

子どもは欲していないし、発達の妨げになる。空想や好奇心や探究心、感情、これからの発達に必要な土台づくりをしたい。

それをすることこそ、楽しい。伸びていく。

それなのに、それを妨げる学習をさせられる。

学習効率が悪いことに加え、正常な発達を妨げる行為である。

言われたことをこなす人間、他律的で言われたことはやれる都合のいい人間、に育てたいのならば、いいかもしれない。

DWEを使って、子どもはたしかに英語を覚え、話す。

耳がいいのは子どものうちだけ!というのが殺し文句であるけれど、

英語がマジでさっぱり聞き取れず、わからなかった私が、DWEを子どもとやってみて

聞き取れるようになった!話せるようになった!

母国語方式ではないけど、読めて、聞ける。

そう、読めるし自分で調べられるから、子どもに繰り返し繰り返し繰り返し聞かせて言わせる、トークアロングカード。

あれも、私がやれば、読める。ほぼ、一発オッケー!

子どもにはあんなに負担をかけてやっているのに…

年齢が来たら、こんなにも簡単にこなせる。

DWEは、中学英語でつまづいた大人にこそ有効。子どもに強制的にやらせるものではない。

英語は、やるとすれば、親子遊び、レクリエーションのような位置付けが負担もないと思う。

それだけのために、どれだけお金をかけるか?

というと、ディズニー英語システムはコストがかかりすぎる、と言わざるをえない。

WFC イベントでの外国人の先生方のパフォーマンスは楽しい。

親子で楽しんでいる人にとやかくいうつもりはない。

もともとバイリンガルの親がDWEを使うなら、効果を求めてそこまでDVD漬けにする必要もないし、子どもの負担も少ないのかもしれない。

あくまでも、私が感じていた違和感と、そこから私がいろいろな育児の方法、育児の結果をみてきてたどり着いたのが、上記の思いだ。

そして、これはたまたま、なのかもしれないけれど…

乳児期からDWE漬け、幼稚園時にはかなり話せている子で、多動攻撃的な傾向のある子をわりと高い頻度で遭遇…

これはたまたまなのだろうか。生まれ持った特性もあるのであまりいうべきではないのかもしれないけれど…。

ただ、その子たちは英語が話せる、ということで、ユーザー間ではスーパーキッズ扱いとなる。

シュタイナーでは、4つの気質があり、多動や攻撃的なものは胆汁質か、多血質か…

子どもは突出しやすいので、気質を満たしてあげることが大切なのだそうですが、知的詰め込み、繰り返しのDVDやCD音楽は負担をかけこそすれ。

親は突出した気質について、満たしてあげているのだろうか?

長女が小学生になり、気づいた違和感。

・この教材は、英語を話すが目的で、賢く育てるという目的ではない。英語を何のために話せるようにさせたいのか?それは、賢く育ったらきっとこれからの生活で必要だから。

賢くなるのに直結してる?バイリンガル育児は賢くなる?賢くなるって?

私は、好奇心を持ち、探究心を持ち、課題に粘り強く取り組み、人生を楽しみ、考えて、発信できて、自立していることが、賢い人間だと思います。(盛り込んだ!)

この教材に探究はあるか?思考はあるか?創造性はあるのか?

工作教材はあるのですが、本当に自由かというと疑問です。

英語をある程度話せるだけの子に育てたら、日本に仕事がなくなっても、海外のノンクリエイティブな仕事くらいにはありつけて生き延びられるかもしれません。それもひとつの手でしょうか。

・DWEユーザーは子どもを生き急がせている

小学生までにはペラペラ話させないといけないらしい。

子どもが子どもらしく過ごすことは、成長発達の段階を踏むことは大切な過程なのですが…

小学生からは公文か塾。

忙しい…

ケイドロが楽しめる時期は小学生の間だけなのに…

そんなものは不要だと親は決める。

子どもは自分で自分の人生を決められない。人生の主人公になれていない。

不自然な状態となっている。

と、いくつかの書籍を読んで私の違和感を裏打ちされたので、

未練はあるものの、中学までDWEは封印します。私の英語の勉強にはなりました。子どもには、楽しくないことを強制して発達を妨げるだけになっていたかもしれません。楽しく、急がす、コスパ気にならないママがやるなら問題ないかもしれません。

我が家のシュタイナー教育幼児期編

続・我が家のシュタイナー教育児童期・青年期編

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