育児書感想 プラハのシュタイナー学校

どんぐり倶楽部をはじめて、シュタイナー教育に興味を持ちました。

結構、似ている気がするんですよね。シュタイナー教育とどんぐり倶楽部。糸山先生はいろいろと知見をとりいれていらっしゃるようなのでシュタイナーの良いところが取り入れられているのかな、と思っています。

例えば、シュタイナーでは、テレビはダメだし、寝かしつけの話 にも書きましたが、読み聞かせではなく語り聞かせとかね、「強く、幼く、逞しく」とか(シュタイナーは幼くあれ、です)、知的なものは遅めがよい、文字は小学校までやらせない、とか。

私の周りには、シュタイナー幼稚園からどんぐり倶楽部という人もいたりします。

もちろん、かなり少数。なぜなら、どんぐり倶楽部の知名度…!加えてシュタイナーの知名度!

それにシュタイナー幼稚園も数が限られているし、シュタイナーから芸術へ!と思っている家庭、子どものうちは遊ばせたいけど小学生からは勉強しないとね、という家庭なども。

シュタイナーにも普通、たどり着かないし、シュタイナーをやっていてもどんぐりにたどり着かない、興味がない、など。

さて、シュタイナー教育についてですが、私も全容は不明です。シュタイナーの人智学、アントロポゾフィーがわかりやすーく書かれた本を探しているのですが、うまく見つけられていません。

(あったら教えてください。わかりやすい、が必須です。少し前に、苫野一徳先生の教育哲学を読んだのですが、キーワードだけ拾ってウンウンうなづいて完読できませんでした(´・ω・)むずかしいよ)

シュタイナーは、オーストリアの哲学者?思想家?で、根底にヨーロッパの宗教観や、文化が流れているので、日本に完全にそうものではないと思います。

精神や医療のあたりは、ちょっと受け入れ難いところがありそうだな〜とも、読む前から思っています。

シュタイナーの本場ドイツ(ウォルドルフがシュタイナーに共感してシュタイナーの学校を最初に設立)でも、ちょっとキワモノ扱いであるとも聞きます。選択肢のひとつ、という扱いでしょうか。

シュタイナーの食事についても、曜日で摂る穀物が決まっていたり、するんじゃないかな…チョコレートは7歳までダメだったかな…7歳までは本当に質の良いものだけを摂取しましょう、というような。

なので、なかなか現代の生活との乖離もあり、これをやろうとすると俗世離れした自然派さんになるのではないとかと思うので、いいと思っても、なかなか一気に近づけるのは難しいですね。

取り入れやすいところを、取り入れたいところを少しずつ、と。

どんぐり倶楽部は、シュタイナーを取り入れつつ、実践しやすいものになっていると思います。

ライトシュタイナー+家庭学習ですね。私の感覚としては。

さて、この本は2010年出版。

私の中でのシュタイナー入門書

はこちらですが、これを読んでからが理解しやすいかと思います。

この本では、日本の教育で閉塞感に悩む家族が、家族の再生のために、仕事で少しだけゆかりのあったチェコに移住。

チェコの友人にすすめられたシュタイナー学校に通い、そこで体験したこと、成長したことが書かれています。

シュタイナー学校で大切にされている、自律、個性を認め合うこと、シュタイナーの手法で学力がつくのか?

といったあたりが書かれています。

シュタイナーという、まだ新しい教育法(といっても、ドイツの最初の学校は第一次大戦後からシュタイナーが始まっているそうなので、日本の学制とそう変わらない気も?)であり、運営の不安定さや、シュタイナーの先生はかなりの力量が求められるので、先生によっては学力に差が出たり(日本でもあるけれど、教科書がしっかりしているからそこでまず一定の成果が出る。シュタイナーは教科書がない…)と、教育の理想郷であるわけではないですが、

日本に足りないもの、見習うべきものがたくさんある教育だと思います。

1番は、個性、自律ですね。

私は私でいい。あなたはあなたでいい。

だから、空気を読まないやつは悪だ!と、正義をかさにきたいじめがおきる土壌がない。

他人と違うことをしても許されるから、挑戦する子が増える。

一人一人が伸びる。

著者の経験した、日本の学校教育のいくつかのエピソードも入っています。

先生の理不尽なルール、指導…

あぁ、あるある、聞いたことある、ツイートみたことある、ような内容…

チェコにしても、シュタイナー学校以外では、管理教育の理不尽さがあるようです。

教育の難しさはどの国もあるのかもしれません。

しかし、ひとつの選択肢としてシュタイナー学校を選び、育つ子がいるというのも素敵だと思いました。

日本の学制は選択肢が少ないのかなと。いや、あるにはあるのか。ただ、通学だったり、金銭的なことだったり、親が公立以外の選択をするときは、なにかしら覚悟が必要ですね。

かならずしも、ステキなオルタナティブスクールや、国立小学校、私立小学校、公立小学校、が通学圏内にあるわけでもないですしね。

いざ、となれば、山村留学なんかもありかもしれません。この著者はチェコに移住ですからΣ(・□・;)!(世界で最も難しい言語といわれることもあるチェコ語らしい)

とはいえ、与えられた環境で、そこでよりよく過ごすという気持ちを持っているのでもいいと思います。

私も、外遊び環境がない、習い事大好き居住区域に住んでいますが、どんぐり倶楽部を邁進しています。

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